前提として、人の体は食べた物でしか作られないということを憶えておいてください。良い物を食べれば良い細胞になるし、初めから酸化している物を食べたら体は酸化しやすくなります。始めから酸化している食べ物のひとつに揚物があります。揚物は酸化した食べ物ではありませんが、問題となるのは使っている油です。何度も使い回した油は熱によって激しく酸化しています。

油は体に必要な栄養素のひとつです。細胞を作る時には必ず油を使いますし、手や顔、頭と油を大量に使っている事は皆さん実感している事と思います。ですので、良い油を毎日摂る事はとても大切な事です。問題なのはその油の質です。

特に酸化した油には気をつけてください。カラッと揚がった鶏の唐揚げや、トンカツ、天ぷら、どれも美味しい。しかし、飲食店に行った時など可能な場合は揚げ物をしている油をチェックしてください。黒く、ドロドロしている油は論外です。油の酸化は加熱する事により何倍もの早さで進みます。家で揚物をする時も、細胞を酸化させないという観点から考えると、一度加熱した油は捨てた方が体の為です。油が少なくても揚物が可能な調理器などもありますので、ご検討いただければと思います。また、精製、加工植物油という分類の油(サラダ油・マーガリン・ショートニング)などはトランス脂肪酸が含まれている事が多々あり、ご注意ください。

ではどんな油を摂れば良いのか？それはオメガ3、オメガ6、オメガ9がバランス良く配合された、天然の圧搾製法により採取された植物油がお勧めです。特に不足するオメガ3を意識して毎日摂る事をお勧めします。荏胡麻油、アマニ油がこれにあたります。魚の油であるDHA、EPAもオメガ3です。青魚にたくさん含まれるので新鮮な魚を食べる事で良質なDHAとEPAが摂れます。

油は油でしか流せない。ですから体、特に血管内の悪い油を流すには良い油を摂る必要があります。

細胞のターンオーバーを
キレイな食材で

若いうちは細胞のターンオーバーが早い。ですから多少酸化した食物をとっても、ストレスため込んでも、寝不足でも活性酸素が過度に発生し、細胞が酸化しても、次々と新たな細胞に変わり、肌のハリや潤いをたもてるのです。内蔵や血管も早いターンオーバーにより健康に保たれます。しかし年齢を重ねてゆくとどうしてもターンオーバーの速度は落ちてゆきます。そのため、食べるものには特に気をつける必要があります。

気をつける食材の代表は3つあり、たんぱく質、水、油となります。これが細胞の素材ととなり、ターンオーバーします。この3つの食材を良いものに変えるだけで体の内側からキレイになる実感が持てます。

これらの素材を調理して細胞にする道具の役目をするのが、ビタミンやミネラルとなります。
大切なことなのですが、ビタミンやミネラルをたくさんとっても素材が無かったり、悪かったりすると良い細胞は作られません。
また、逆も同じで、素材だけ良いものをとってもビタミンやミネラルが無ければ、やはり良い細胞は作られません。
バランス良く、栄養素をとることが重要となります。
テレビで放映してた健康に良い食材を食べてもなんの効果も感じられないと、感じた事はありませんか？
それは栄養素のバランスが悪いといくら良いものを食べても何かが欠けているので、摂った栄養素が効果を発揮出来ないからです。
1番低い値の栄養素に栄養効果を合わせてしまうのです。

次の項では栄養素のバランスが非常に良い食材を紹介します。スーパーフードと呼ばれるアロニアとはちみつです。

スーパーフード【アロニア】と【はちみつ】との出会い

アイバレーのはちみつは全て北海道産の本物のはちみつです。はちみつにはビタミンＢ１、Ｂ２、Ｂ６、葉酸、パントテン酸・ビタミンＣ・ビタミンＫなどを含有し、ミネラル類はカリウム、鉄、亜鉛、カルシウムなどを含有しています。アミノ酸はロイシン、アルギニン、グルタミン酸などを含み1番比率が多いのはプロリンで、コラーゲンの合成を高めてくれます。栄養素が豊富なので、はちみつはパーフェクトフードと呼ばれています。